3日目、時差が出てちょっときつい

hagi に投稿

大体そんなものなのだが、時差のある場所への移動は3日目から5日目くらいが苦しい。昨日は21時頃に眠くなって早寝したが、2時前には目が覚めてしまった。寝直したが、なんだか寝ているのだか起きてるのだかわからない感じ。ずるずるしていてもしょうがないので、6時半には起床して7時半にはホテルを出た。今日の日の出は8時35分なので、出勤前に展望台に登って日の出を見てやろうと思った。残念ながら、日の出の方向に雲があって太陽を見ることは叶わなかった。写真ではかなり晴れて見えるが、この後数分で雲が増え、約1時間後の今は空の青い部分は2割程度に減っている。その時間の気温は3度、雪は溶けていたので歩きやすかったのは幸いだった。

足元が悪くなければ手袋をする必要はないし、気温が氷点下でなければ帽子もかぶらなくても寒くない。湿度は90%を超えているが、ジメジメ感はなく結構快適だ。ただし、マスクの中に水滴が溜まってしまうのが難点。

コワーキングスペースは9時前でもすでに人が集まっていて、コーヒーに短い待ち行列ができる。ちょっとずつ見知った顔ができ始めた。多分、軽く100人はスペースにいる。日本人は恐らく私一人だし、年齢で見ても高い方から5%には入ると思われるので、かなり目立っているだろう。到着以来、オープンスペースを歩いていると遠目に見られている感じがしていたが、少し馴染んできた感じがする。会話は同室の人との挨拶程度にとどまっている。欧州市民には移住の自由があるので、国を渡ってきてコワーキングスペースでその地に溶け込むきっかけを作る人はある程度いるのだろう。スペース内でエストニア語ではなく英語で会話しているシーンが多く見られるのは、フィンランドやラトビア、リトアニアやウクライナから来ている人もいるからだと思っている。3週間の間に何人かは知り合いの関係になれるのではないかと期待している。オープンソースのコミュニティと違って、共通の話題はあまりないので、それがかえって良いと思うこともある。

なお、昨晩は当地での起業時からお世話になっているSetGoの方とお話することができた。日本のe-residentで本当に活動しようとしている人は少ないようで、設立後に当地に来た人はほとんどいないという。私も2019年に設立してから、約2年放置状態になってしまっていたので、偉そうなことは言えないのだが、せっかく得た権利を活かして活動しなければもったいないと思う。