そのニュースをTallinnで目にした。EuroNewsでは、欧州各国の対応を報道している。予想の範囲内とは言え、一部の国を除いて大半の各国政府が期待していなかった結果なのは明らかだ。
個人的には、燃やされた郵便投票など、やや選挙の公正性に疑義があるものの、民意が反映されたと考えている。大卒や高所得層は比率としてカマラ支持という統計資料もあるけれど、逆に言えば彼らはマイノリティだったということだ。大衆は彼らにむしられているというトランプの煽りに乗った。恐らくこれで内戦の危機は回避されたと思う。4年後にはまたフリップするだろうが、騙されていたことに気がつくまでには時間がかかるだろうし、結果的にさらに格差は拡大してしまう可能性が高い。時代の流れというかうねりは自己中心志向に向かっている。1年、2年のことは無視できるとしても、将来世代に環境負荷というツケを回すことになるだろう。異常気象の犠牲者を減らす方向にはならないと予測する。
私は日本の安倍的保守派が復活することは無いだろうと見ているが、予断を許さない。