2021/03/26 10:03 萩原の所信表明
2021/03/26 12:41 金井美彦氏による認識表明「総会は「最高議決機関」かもしれませんが、そこで決議されたことがそのまま規則になるわけではない」
2021/03/26 16:40 萩原返信、確認のみ
2021/03/26 19:07 金井美彦氏「(総会)決議されたことがそのまま法的拘束力を持つとは限らない」と自説を確認
2021/03/29 11:46 萩原「牧師や役員会を含め、何人も総会決議は新たな総会決議以外で上書きすることはできない」と主張
2021/03/29 15:05 金井美彦氏「執行する牧師と役員会の裁量の余地はあり」と反駁
2021/04/05 9:30 萩原論点整理をスタート
金井美彦様の総会決議に関するご理解
主文:総会決議より牧師の判断が優先する
ただし、任命解任に関する決議は牧師は総会決議を覆すことはできない
加えて、牧師は総会決議を尊重しなければならない
尊重にあたって、役員会の多数意見は会員の意見を代表できる
(会員、役員から異議が出ても取り上げるか否かは牧師が判断できる)萩原高行の総会決議に関する理解
主文:総会決議は教会の総意を規定するもので、新たな総会決議以外で確定済み決議を変更することはできない
ただし、牧師は総会決議に反する場合でも牧師として必要と考えて総会決議に反する行動を取る場合があることを許容する
加えて、会員は牧師の信仰的な判断を尊重しなければならない
異論が出た場合には、教会総会をもって判断しなければならない(牧師、役員会に拒否権はない)
2021/04/05 14:40 金井美彦氏「牧師の判断が総会決議に優先する、というのは言い過ぎ」と主文を否定
2021/04/06 14:41 萩原、論点整理の修正案を金井美彦氏に依頼
2021/04/06 22:59 金井美彦氏、自説を文書化
「総会決議は最大限尊重される。ただし、決議の内容が教会運営に支障があると牧師および役員会が判断した場合、この限りではない。その場合、しかるべき時期に決議自体の是非を改めて総会で諮る。その際、牧師と役員会の判断への疑義があるなら、あわせて審議する」
2021/04/12 10:15 萩原「「総会決議は最大限尊重される」を能動態にした時の主語を教えて下さい」と質問
2021/04/12 16:25 金井美彦氏「主語は牧師を含む役員会です」と回答
2021/04/13 9:49 萩原論点整理を更新
金井美彦の理解
主文:総会決議より牧師を含む役員会の判断が優先する
総会の位置づけ:総会は総会参加者の間の取り決めを行う会合であって、議決は神との契約とみなさない
ただし、任命解任に関する決議は牧師は総会決議を覆すことはできない
加えて、牧師は総会決議を尊重しなければならない
尊重にあたって、役員会の多数意見は会員の意見を代表できる
(会員、役員から異議が出ても取り上げるか否かは牧師が判断できる)
萩原高行の理解
主文:総会決議は教会の総意を規定するもので、新たな総会決議以外で確定済み決議を変更することはできない
総会の位置づけ:総会は主の臨在を前提として教会の総意を決する会合である。議決が成立すれば人の手を離れて神との契約となる
ただし、牧師は総会決議に反する場合でも牧師として必要と考えて総会決議に反する行動を取る場合があることを許容する(決議は無効化しない)
加えて、会員は牧師の信仰的な判断を尊重しなければならない
異論が出た場合には、教会総会をもって判断しなければならない(牧師、役員会に拒否権はない)参考:日本基督教団教憲第七条
本教団の所属教会は、本教団の信仰告白を奉じる者の団体であって、教会総会をもってその最高の政治機関とする。
教会の教会的機能および教務は教会総会の決議ならびに教憲および教規の定めるところにしたがって教会総会議長がこれを総括する。
教会総会の議長は教会担任教師がこれにあたる。
2021/04/13 13:42 金井美彦氏が認識差異を表明。
2021/04/13 17:08 萩原修正案の文書化を依頼
2021/04/21 13:51 金井美彦氏、時間が必要と回答
2021/04/21 21:08 萩原「教会総会>牧師および役員会 VS 牧師および役員会 >教会総会」のどちらか?と問う
2021/04/22 14:44 金井美彦氏「神の法の下に、牧師(役員会)と総会が並立する」と主張、上下論を否定
2021/04/23 10:33 萩原論点整理案を再提案
表題:教会総会決議の取り扱い(案)
2020年4月XX日に金井美彦と萩原高行は以下のように教会総会決議の取り扱いに関して理解の差異があることを確認した。
金井美彦の理解
主文:総会決議より牧師を含む役員会の判断が優先する
総会決議の位置づけ:総会は総会参加者の間の取り決めを行う会合であって、議決は神との契約とみなさない
ただし、任命解任に関する決議は牧師は総会決議を覆すことはできない
加えて、牧師は総会決議を尊重しなければならない
尊重にあたって、役員会の多数意見は会員の意見を代表できる
(会員、役員から異議が出ても取り上げるか否かは牧師が判断できる)
萩原高行の理解
主文:総会決議は教会の総意を規定するもので、新たな総会決議以外で確定済み決議を変更することはできない
総会決議の位置づけ:総会は主の臨在を前提として教会の総意を決する会合である。議決が成立すれば人の手を離れて神との契約となる
ただし、牧師は総会決議に反する場合でも牧師として必要と考えて総会決議に反する行動を取る場合があることを許容する(決議は無効化しない)
加えて、会員は牧師の信仰的な判断を尊重しなければならない
異論が出た場合には、教会総会をもって判断しなければならない(牧師、役員会に拒否権はない)
2021/05/01 19:28 金井美彦氏「日付をつけて確認したことの覚書を作るのは私としては正直嫌な感じです」と表明
2021/05/03 10:03 萩原、論点を再整理
1. 総会決議は教会の総意である
2. 教会員(牧師や役員会を含む)の信仰に基づく判断は総会決議に拘束されない ←律法主義に与しないが行動は個人の責任
3. 牧師及び役員会は教会員(同上)の行動が総会決議に反している場合でも信仰に基づく判断を尊重する ←律法は滅びないが愛を優先する(罪と罰は非連動)となります。
牧師が総意を覆せるというのは人による多数意見の弾圧の正当化、つまり人間間に序列を付けて牧師を上に置くという考え方と言えるでしょう。根本的にキリストの教えに反するのではないでしょうか?
2021/05/05 12:37 金井美彦氏「総会は議決機関としてあり、牧師役員会は執行機関、議会と行政機関の両方の権威が並存する」と主張
2021/05/06 10:00 萩原、「総会決議は教会の総意である」はYesですかNoですか? と問う
2021/05/07 9:15 金井美彦氏「イエスかノーか、0か1かの問に常に還元なさる。それは私はとても危ういと考えます」として返答を保留
2021/05/08 19:39 萩原、重ねて見解を求める
萩原の理解: 牧師及び役員会は総会決議(=教会の総意)に従う(従わなくてはいけない)
金井美彦様の理解:牧師及び役員会は総会決議(=教会の総意)を尊重する(従わなくて良い)
2021/05/08 21:42 金井美彦氏「(従わなくてよい)は、間違いです。(従えないこともある)です」と見解を表明
2021/05/08 23:22 萩原、「総会決議(=教会の総意)」の一致を好感
萩原の理解: 牧師及び役員会は総会決議(=教会の総意)に従う(従わなくてはいけない)
金井美彦様の理解:牧師及び役員会は総会決議(=教会の総意)を尊重する(従えないこともある)
2021/05/09 17:21 金井美彦氏「牧師の独断はあるべきでないと考えるからです(ただし、現実にはある)」と主張
2021/05/12 21:53 萩原、「(ただし、現実にはある)」を受けて論点を再整理
金井美彦様の表現
「牧師及び役員会は総会決議を教会の総意とみなし、尊重する。
ただし、緊急の事態や教会活動に支障があると牧師及び役員会の判断した場合、その判断が決議に優先する。」萩原表現による金井美彦様の理解
1. 総会決議は教会の総意である
2. 牧師及び役員会は総会決議を尊重する。ただし従えないこともある
3. 牧師あるいは役員会が判断を下した時点で総会決議は無効になる←牧師及び役員会の判断は教会の総意に優先する
萩原高行の理解
1. 総会決議は教会の総意である
2. 全ての教会員(牧師や役員会を含む)は総会決議に従う。ただし従えないこともある
3. 牧師あるいは役員会が異なる判断を下した場合でも総会決議は有効で、速やかに総会決議で是非を諮らねばならない←牧師あるいは役員の判断は総会決議に関して緊急避難以上の権限を持たない
2021/05/16 9:20 金井美彦氏「決議の有効性は残る」として3項は認識が異なると表明
2021/05/16 18:07 萩原、再度論点を整理。
金井美彦様の表現
「牧師及び役員会は総会決議を教会の総意とみなし、尊重する。
ただし、緊急の事態や教会活動に支障があると牧師及び役員会の判断した場合、その判断が決議に優先する。」
萩原表現による金井美彦様の理解
1. 総会決議は教会の総意である
2. 牧師及び役員会は総会決議を尊重する。ただし従えないこともある
3. 牧師あるいは役員会が異なる判断を下した場合でも総会決議は有効で、無効化を含め決議内容を変更するためには新たな総会決議が必要である。4. 牧師あるいは役員会は自らが総会決議と異なる判断をしたことを知っていてもその事実を開示せずに新たな総会を実施して良い←牧師の判断は教会員に開示しなくても良い
萩原高行の理解
1. 総会決議は教会の総意である
2. 全ての教会員(牧師や役員会を含む)は総会決議に従う。ただし従えないこともある
3. 牧師あるいは役員会が異なる判断を下した場合でも総会決議は有効で、速やかに総会決議で是非を諮らねばならない4. 牧師あるいは役員会は自らが総会決議と異なる判断をしたことを知った場合、その事実を会員に開示して判断の経緯、根拠を示さなければならない
4は金井美彦様が「筋」と書かれている含意の確認です。
2021/05/16 22:20 金井美彦氏、4のような「細かい点の是非に立ち入ることは、私はするつもりはありません」
2021/05/17 22:43 萩原、再度論点整理を文書化。
表題:教会総会決議の取り扱い(案)
2021年5月17日に金井美彦と萩原高行は以下のように教会総会決議の取り扱いに関して理解が一致した。
1. 総会決議は教会の総意である
2. 牧師及び役員会は総会決議を尊重する。ただし従えないこともある
3. 牧師あるいは役員会が異なる判断を下した場合でも総会決議は有効で、無効化を含め決議内容を変更するためには新たな総会決議が必要である。なお、金井美彦は上記の理解に対して、以下の表現を用いるものとする。
「牧師及び役員会は総会決議を教会の総意とみなし、尊重する。
ただし、緊急の事態や教会活動に支障があると牧師及び役員会の判断した場合、その判断が決議に優先する。」萩原高行は上記の理解に対して、以下の条件が必要であると主張した。
「2に関しては牧師及び役員かに関わらず全ての会員は総会決議に従うものとする。ただし、それぞれの信仰理解により従えないことがあることを許容する。3に関しては新たな総会決議が必要なだけでなく会員からの異議を総会開始前に包み隠さず開示し、異なる判断を下したという事実とその理由を事前に開示しなければいけない」
以上
2021/05/19 15:44 金井美彦氏「前段の共通理解と私の表現については、これで良い」と表明
2021/05/19 19:26 萩原、文書をPDF化
2021/05/21 21:44 金井美彦氏「「萩原さんの言う条件の2は決議の見直し手続きに関するものであり、総会決議取り扱い自体に直接関わらないので私は聞き置くに留めます」を私の意見として最後に加えていただきたい」と主張。
2021/05/24 10:10 萩原「合意できた部分以外は一切書かないということにしてはいかがでしょうか」と提案。
2021/05/24 10:46 金井美彦氏「1-3の一致ということでひとまず終えましょう。これについては何の異存もありません。そしてこれでわたしは十分と感じています」として打ち切りを宣言。
2021/05/24 10:55 萩原、PDFを更新。
2021/05/25 10:17 金井美彦氏、合意を表明。
2021/05/26 18:01 萩原「昨年起きた事件の検討に入りたい」と主張。
2021/05/27 12:44 金井美彦氏「昨年の「事件」をたどり直すつもりはありません」とし拒絶を表明。
2021/05/28 13:00 萩原、打ち切りに反発。
2021/05/29 14:33 金井美彦氏「私の理解は、昨年6月7日は萩原さんも含め会堂閉鎖を一時解除する同意があった。要するに牧師および役員会の権限で先の総会決議を一時停止した」とし、従来の会堂再開はなかったという主張を覆し、会堂閉鎖が解かれたことを初めて容認。
2021/05/29 21:16 萩原、現在の悲惨な状況に関して認識を開陳。
1. 金井美彦様は総会決議通り会堂再開を思いとどまっていれば起きな
かった
2. 佐分利正彦氏が緊急避難として理解を求めるホームページメッセージの合意を守っていれば起きなかった可能性が高い
ただ、私は総会決議違反については佐分利正彦氏の行動に関わらず糾弾し たから、恐らくやがて破綻した
3. 金井美彦様が総会決議違反を認めた上で必要だと考えて緊急避難としてやったので、 速やかに会員の意見を聞くと表明していれば起きなかった
一任を取り付けるのではなく、どうするのが適切かを求めた上での議論があれば、 私は当然その総会決議に従う
4. 佐分利正彦氏が書記との当然の役割として議事録照会を行い、是非を問い、 少なくとも文面上は違反だと認めて金井美彦様に勧告していれば事 態は変わったかも知れない(しかし、 そもそも彼はあの時点では総会決議を守る意志がなかった)
5. その他の役員の誰かが、総会議事録に冷静に向き合おうと思って動けば変わったかも知れな い
2021/06/29 8:36 金井美彦氏は1ヶ月に渡って返信しなかったので続けて「前回のメールから1ヶ月が経過しました。この先、継続される意志はありますでしょうか?」と問い合わせ。
2021/06/29 8:46 2021/06/29 9:09 金井美彦氏「緊急の動機で(今考えると拙速な、しかし当時は妥当と思えた)決議がなされたのが大きな要因の気がしています」と主張し、総会決議の適切性を否定。
2021/06/29 20:46 2021/06/29 20:57 萩原「「当時は妥当と思えた」が6月7日には金井美彦様は妥当に思えなくなったわけで、それには理由があるはずです。」と再分析を提案。
2021/06/29 21:33 金井美彦氏「共通理解は無意味になったと理解します」として対話を拒絶。以降、一切応答せず。
改めて振り返ると、最初の論点整理では
金井美彦様の総会決議に関するご理解
主文:総会決議より牧師の判断が優先する
ただし、任命解任に関する決議は牧師は総会決議を覆すことはできない
加えて、牧師は総会決議を尊重しなければならない
尊重にあたって、役員会の多数意見は会員の意見を代表できる
(会員、役員から異議が出ても取り上げるか否かは牧師が判断できる)萩原高行の総会決議に関する理解
主文:総会決議は教会の総意を規定するもので、新たな総会決議以外で確定済み決議を変更することはできない
ただし、牧師は総会決議に反する場合でも牧師として必要と考えて総会決議に反する行動を取る場合があることを許容する
加えて、会員は牧師の信仰的な判断を尊重しなければならない
異論が出た場合には、教会総会をもって判断しなければならない(牧師、役員会に拒否権はない)
とし、金井美彦氏は無意味になったとした合意は
1. 総会決議は教会の総意である
2. 牧師及び役員会は総会決議を尊重する。ただし従えないこともある
3. 牧師あるいは役員会が異なる判断を下した場合でも総会決議は有効で、無効化を含め決議 内容を変更するためには新たな総会決議が必要である。
である。実態としては、ほぼ「萩原高行の総会決議に関する理解」で収束している。しかし、金井美彦氏は私の意見が変化したと主張している。自分が絶対正しいという信念があるのだろう。しかし、この書簡のやり取りを見れば、意見を変えたのは金井美彦氏である。彼は自分の誤りを認めることができない状況にあった。そして2021年10月3日の時点では、矛盾ある主張をしつつも、自分を誤りを認めてはいない。
私は、なぜ今も誠実に振る舞おうとしている金井美彦氏が事実に向き合えない人になってしまったのか理由が知りたい。