久しぶりにDrupal Commerceを触ってみた

以前からDrupal Commerceは何度も触ってみたことがあって、難解で自分には手が届かない気がしていた。先週のDrupal Newsletterでcommerce 8.x-2.21のリリースが報じられていたので、ちょっとプロジェクトページを確認したら、結構手が入っているようなのでもう一度挑戦してみることにした。たまたま打ち合わせの待ち時間が1時間ほどあったので、魔が差したのである。

今回は、composer create-project drupalcommerce/project-baseではなく、既存のサイトにインストール。検証ターゲットを絞って、プロダクトは1つ。セミナー申し込みをSquareで決済できるようにするという一点で突破しようと考えた。結論から言えば、とりあえずやれそうという手応えは得た。

実際にやったのは、インストールドキュメントのページに従い、composerとDrupal consoleを利用して、必要なものだけを入れてみた。導入はすんなり行ける。ついで、会社でSquareのアカウントを持っているので、Commerce Square Connectも入れておく。とにかく、カード決済ができるところまで最短で実験しようという考えだ。

実際にマニュアルに従って、余計な属性を一切定義せずにProductを定義、ホーム > 管理 > Commerce > 環境設定 > Square settingsで指示に従って、Squareにログインしてアプリを定義し、さらにPayment gatewaysを設定(テストモード)。これだけの設定で、カートに入れてチェックアウト、無事にSquareで受け付けられたことが確認できた。あらためてPayment gatewaysを本番モードにしたところ、問題なく無事に支払いを済ますことができた。

もちろん、実用を考えると払い戻しを自動化したいとか、クーポンに対応したいとか切りがないのだが、とにかく最小限使えることが分かった。ちょっとした確認としては満足すべきだろう。ただ、ドキュメントが中身がスカスカだったり、真面目に取り組もうと思うとやっぱりハードルが高そうだ。とりあえず、やって見たメモということで良しとする。

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