2020年各種決算が山越えした

2社とも、小さな会社とはいえ、社会的責任がある。納税と情報開示だ。

日本の法人は、こつこつと弥生会計にデータを入力していたが、私自身が立替えている経費精算が結構面倒で、主に12月28日一日をそれに消費した。1月2日にさくらインターネットとGoogleからの請求を受けて、1月4日決算を仮確定。1月5日で申告を行う過程で誤りを見つけて、修正後決算を確定した。国税の申告用帳票は18票、よくできていると思うが、紙の帳票を電子化して相互チェックを追加しただけなので、再整理すれば入力時間は半減するだろう。eLtaxとの連携が進んだため、都税確定申告書に必要だった時間はチェックを含めて1時間を切ったのを感謝する。マイナンバーカードで署名して、1月5日の21時過ぎに提出した。

あけて本日1月6日午前中には、償却資産申告書と給与支払報告書を作成、納付情報をもらって、Payeasyで納付。納付完了通知メールが12:55に届いた。残念ながら、国税申告は黒字にならなかったので、還付待ちだが、こちらからやることは一旦全部終了した。

午後は、エストニアの法人の申告に挑戦。2期目なので、昨年会計専門家に助けてもらって作成した情報を参考に今年は自分で作成した。概ね2.5時間で作成完了し、電子署名して日本時間の16時ころに申告を終えた。エストニア法人は渡航できなかったこともあり、本年の収入はゼロ。それでも経費は出ていくので、それを整理して申告を作成した。PaySera(普通とカード)とHolviとPaypalを利用して処理していたので、4つの口座のStatementをダウンロードすれば簡単だった。

あらためて、日本のデジタル・ガバメントの後進性を思い知らされたのであった。

どちらの法人もミスがあるかも知れないので、まだ終わったわけではないが、連絡が来なければこれで2020年の精算は個人の確定申告のみとなった。