今日、ふとしたことからHuman Insightのページに辿り着いた。認知の多様性と心理的安全性に注目して、組織を自己診断させ、進むべき道を極めるためのヒントを与えるものと理解した。
ハーバード・ビジネス・レビューの記事がリンクされていて結構わかりやすい。自動翻訳でもイメージはつかめる。
直感的に認知の多様性が低く心理的安全性が低ければ保守的になるだろうと思われるし、双方が高ければ新しい挑戦が活発化するのは自明に見える。私が前職で意識していたのは、常識的な考えから外れている元気な若者に心理的安全性を提供することだった。できるだけ主流でないメンバーを選んで多様な意見がでそうなチームを作るように意識した。すごく悪く言ってしまえば、そういう条件を満たすなら誰でも良かった。もちろん、実際の動きは慎重に見ていた。
新しい挑戦は、多くが失敗する。外野はともかく、関与する人に失敗を望む人はいない。そして大きな仕事は一人ではできない。一人なら多様性はゼロだ。一方、人数が多いこと自身は多様性の高さを意味しない。必要最少人数で認知の多様性があるチームに心理的安定性が与えられれば間違いなく新しいことを生む力を高められると思う。もちろん、それが成功を保証するわけではない。
Qi Indexは、それをアドホックなアプローチではなく、科学的に扱うフレームワークを提供しているように思える。