Mustamäeに行った

商用があって、Mustamäeを訪問した。午前中は激しく寒くてトロリーバスの中で凍える思いがした。所用が終わった時は13時を回っていて、覚悟して出たら空が晴れていて寒さが和らいでいた。せっかくなので、寒くなったら途中でバスに乗るつもりで歩き始めたら、約1時間半かけて結局徒歩で旧市街まで戻ってきた。まず、街は旧市街とは違う美しさがあり、緑が多い(といっても真冬なので雪に覆われた木)。後は印象として残ったのは大規模集合住宅だ。私の中でロシアというかソ連の匂いを感じる建造物だ。東ヨーロッパでもよく見るし、かなりしっかりしたもので、決して檻のようなものではないが、画一的なのが気にかかるのと規模の大きさに圧倒される。ナルバより大規模に感じ、ブダペストのやや郊外を思い出させるものがあった。一方で、何か揺るぎない地域の誇りを感じさせるものがある。

技術系の大学があって、大岡山的な雰囲気もある。自走式のロボットのようなものも明かりが灯った状態で佇んでいた。

人口分布をWikipediaで調べるとややロシア人比率が高く、ウクライナの人もいる。手に職をつけるような場所でもあるのかも知れない。

こちらでの滞在期間を長く取れば、やはり日本での収入に一時的には影響があるだろう。なんとか、それを補填できる以上のビジネスをこちらでも立ち上げたいと願っている。改めて、この街が好きになった。

 

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