2022年を振り返る

今年は潮目が変わった年だったと思う。

今年は、久しぶりにCoworking Europe+2カ国を実践した。アムステルダムでは過去と未来を両方見た気がしたし、ヘルシンキは地味に進化していた。タリンの展望台は工事中で、本格的なコロナ明けに備えている印象があった。近い将来にきっとキーウに行こうと思う。東京も動き出しているのだが、新しい時代を迎えようというよりは過去に戻ろうとしているように見える。戦前を取り戻そうとする自民党支配、あるいは電通支配から決別しなければ幸せは来ないと思い知らされた年となった。真実と自由が垣間見えるところと、専制と隷従が拡大するところの差が大きくなっていると感じている。

2020年はコロナで世界が一変し、私のビジネスへの影響は大きかった。とはいえ、公的支援で救われ、テレワーク特需もあった。結果的には赤字にはなってしまったが、その赤字を機に減損も実施してリスタートした。そして2021年は無事に黒字になった。

2022年は、大事に思っていたプロジェクトが2つ終わった。一つは満期だったが、一つは実質的に打ち切りだった。テレワークサポート事業も需要がなくなり、Drupal関連事業もD10への切り替わりの端境期のせいか引き合いも低調だった。赤字転落した。サラリーマンと違い、経営者となると安定した給料に頼るわけにはいかない。赤字になろうが黒字になろうが将来に向けた投資をしないわけにはいかないし、黙って待っていれば仕事が降ってくるわけでもない。泳ぐのをやめれば沈むだけなのだ。結果は赤字だから、負け惜しみに過ぎないかも知れないが、今年の仕入れには手応えがある。My first web3 webpageに影響を受けて、Ethereumを取得して新たな一歩を踏み出したのは一例だ。

恐らく2023年は2022年とは大きく異る年となると思う。まだ夜は明けないかも知れないが、その気配を感じる年となるだろう。

※印象派日の出はパリのテロ後に見た絵だ。今見ると、工業化に抗う感じもある。ノスタルジーの向こうに未来は来る。同じところにとどまっていることはできない。睡蓮の美しさも素晴らしいが、私は印象派日の出に含まれる不安感に今は好感する。

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