COVID後久しぶりにNYにも足を踏み入れた。2023年4月21日(金)夕刻にシカゴから、ラガーディア空港に降り立ってみると何か以前と違う。いつのまにか、空港が改装されていてきれいになっていて勝手がわからなかった。
とはいえ事前に教えてもらって登録済みのONMYでiPhoneでM60から地下鉄に乗り換えてホテルに着くまで1時間強。移動の間になんとなくNYに帰ってきた気分になった。
チェックインして、さっそく散歩に出る。
ホテルから3分ちょっと歩くとブライアントパーク。
ついでグラセンに向かうと、また新たな驚きがあった。LIRR(ロングアイランド鉄道)が来ていたのである。
駅も全体的にきれいになっていて、ちょっと気分が高揚して高めのCiprianiで夕食をとってしまった。
シカゴで物価高は経験していたが、サラダとワインで64.31ドル(約8,600円)はしびれる。けど、おいしいのは幸せ。夜が明けて、土曜日なので早速散策。メトロポリタン美術館まで徒歩で向かう。地下鉄でもバスでも良いが歩けばいろいろな景色が見える。
まず気がついたのは、バスの色が白から青に変わっていたことだ。
セントラルパークの西側を北上し、ストロベリー・フィールズを通って、メトロポリタン美術館まで1時間強。
メトロポリタン美術館は30ドル。東京の美術館と比べるとバカ高いが、これまで通った回数はおそらく50回程度になると思う。モネ、マネ、ピカソ、ドガ、クリムトや何度も繰り返し見た絵に再会すると幸せになる。今の私はピカソが好きだ。
美術館を出たら、バスに乗ってダウンタウンに向かう。E8あたりで降りて、かつて会社があったNY証券取引所1分弱のBroadストリートに向かって歩いた。
赴任中、このオフィスにいた時は週に2日位は食べていたピザ屋は健在だった。当時2.5ドルだったチーズピザは3.5ドルになっていたが、変わらず美味しくて嬉しかった。
バッテリー・パークを回って、地下鉄に乗ってクリントンあたりに向かう。多くの店が閉店していて悲しかったが、特に残念に思ったのは、Tout va bien。店構えがそのままなのがさらに悲しさを誘う。
ホテルに戻るまでは無事だったが、夜には激しい雨が降った。窓を叩くほどの雨で、翌日ダウンタウンの地下鉄駅は水浸しだった。
日曜は、友人のすすめで、雨がやんだところを見計らってハドソン川公園Pier 26に向かう。最寄り駅を降りたら、ゴーストバスターズの撮影地があった。
景色はすっかり美しく変わっていた。
Pier 26でランチをいただいて、川沿いを昇っていく。その道はきれいに整備し直されていて素晴らしかった。途中Little Islandも素晴らしかったが、インパクトが大きかったのは、Water's Soulだ。サイトを確認の上、自分の目で見ていただきたいと思う。
1996年にInternet Worldで行ったJavitsセンター、Intrepidを過ぎて54stまで上がる。なつかしい。La Bergamoteで午後のオニオングラタンとワインをいただきながらこの記事を書いた。
明日からは、いくつものミーティングにのぞむが、良い週末となった。