いつかは感染するだろうと覚悟をしていたが、やはりショックだった。法律上の位置づけでは、今日2023年9月1日は感染3日目にあたる。明後日までは「外出を控えることを推奨(発症日を0日目として5日間かつ症状軽快後24時間程度)」状態にあたる。幸い、感染2日目以降の37度丁度に上がったのが1回だけで3日目は完全に平熱。もはや倦怠感もないので、月曜日以降は注意して外出可という基準となっている。
感染者との接触はあったので、8月28日(感染-1日目)の夕刻に37度程度になった時はひょっとしたらと思ったが、感染しているならジタバタしても遅いので改めて感染したらどうしようかと考えつつ早寝した。今振り返ると日中とても頭を使う会議で疲れたものの、いつもなら夜の散歩に出るのにでかけていない。既に異変を感じていたのだろう。
その晩、0日目の0:40分に目が覚めた時に発熱を感じて体温を測ったら37.6度だった。非常にラッキーなことに東京都の抗原定性検査キットを入手していたので、検査してみたら陰性だった。
キットは1セットしかないのに、検査タイミングを誤ったかも知れないと思ったが、いずれにしても高熱とは言えないし、とにかく朝まで判断を保留。朝起きると37度。午前中多少上がったり下がったりで、かかりつけ医に電話をかけて聞いてみると、望めば抗原検査は検査はやるが、高熱も出ていなければ陽性でも高ウイルス薬の処方が出るかはわからないと言われた。もう少し様子見という判断をして、17時過ぎに38度を超えたのでもう一度電話するともう出ない時間だった(間が悪い)。18時過ぎには38.8度(最高値)となったのでアセトアミノフェンを服用。解熱剤は、ワクチン接種を受ける前にかかりつけ医に相談した時に、ワクチン接種後の備えに処方を受けたものだ。割りとすぐに37度台に下がったが、1日目の未明1:08には再び38度。6時間以上経過しているので再び解熱剤を服用。今度はすぐには下がらず38.7度まで上昇。感染を確信した。保冷剤で首あたりで冷やしている内に2:39にはようやく37.1度に低下。眠りにつくことができた。
朝起きてみると、36.8度だったがすぐ再び上がり始め、7:33には38.3度に上昇。かかりつけ医に電話して、受診。予想通り陽性で、体温の動きを事前に伝えておいたこともあり、すぐにラゲブリオとアセトアミノフェン等の処方が出た。聴診器で呼吸音を確認し、喉の状態も診ていただいた。自分の前にも発熱者、後にも発熱者の予約が入っており、電子お薬手帳で処方箋を送ろうとしていたら、まだ次の人が現れてはいなかったが、早く場所を離れてくれと促される状況であった。
薬局に入って待つわけには行かないので、近くの日陰で人と接触しないように気をつけながら処方が整うのを待つ。記憶は定かではないが、15分から20分くらいだろうか。座り込みたくなるほどの辛さはなかったが、待ち遠しかった。準備完了の連絡を受けて、処方箋原本を受付で提示。すぐに一度出るように促される。薬局にはほぼ老人だらけの他の薬待ちの人が複数いて、緊張感が走る。数分待って、外で説明を受け、デビットカードを預け、2分程度で薬とカード、書類を受け取ることができた。ほっとした。もちろん、ハイスペックマスクはしていたし、息がもれないように気をつかっていたが、感染源になっていないことを祈る。
その後、処方薬が効いたのか、16:44分に38度になった以降は、順調に下り、翌朝31日(2日目)には解熱剤の服薬を停止。午後には平熱化、倦怠感も感じなくなった。このまま無事に推移すれば、38度を超えたタイミングと最後に38度になったタイミングが24時間弱ということになる。
ラゲブリオは9月末までは無料だし、診療費3680円、解熱剤等の処方が710円。現在の医療制度に心から感謝する。もちろん、医療従事者の方々に心から感謝する。後は、発熱や自覚症状が収まっても肺炎が進むこともあると聞いているので、週が開けたら再度かかりつけ医には電話する予定。
今はまもなくDay4になる時間である。
2023年9月3日夕刻追記
先程、ラゲブリオを飲みきった(40カプセル)
最初にこのブログを書いた後に、シャワーも浴びて、髪を洗ってさっぱりした。その後も発熱することはなく、ただただ時間が経過するのを待つばかりの形となった。この先何が起こるかはわからないとは言え、楽に済んだのはありがたいことだと思う。いろいろ溜まっていた調べごとには手をつけたけれど、あまり集中できなかったので進捗は大して出なかった。
今週は、かかりつけ医と薬局に行った以外外出しなかったので、私の日時平均歩数15千歩強に対して、今週は平均530歩程度。歩けない、飲めないストレス、結構しんどかった。明日の朝が楽しみである。