TheWeeklyDropに掲載されていたThe Future of Drupalが興味深かったのでシェア。機械翻訳で問題なく読める。
元々は、DrupalDay Portugal 2023のプレゼンテーションでわかりやすい。何より、正直なところが交換が持てる。CMSは利用が減っていて、コントリビューターも減少傾向にある。Web CMSは枯れた技術になっているので、ワクワク感は減っている。DrupalはCMSよりはアプリケーションインフラに近い形の移行が進んでいて、単なるCMSではなくなっているが、どうしてもLinux等のコマンドを打たなければいけない部分があり、とっつきやすいとは言えない。良いところも不利なところも正直にプレゼンテーションに含めているところはオープンソースコミュニティらしくて良い。私は、概ね彼の主張に賛同する。
CMS Usage Distribution in the Top 10k Sites Last updated 12th Sep 2023では、Drupalは664サイトで、3%強ということになっている。WordPressの4分の1。
同じサイトのCMS Usage Distribution in Japanでは、調査先983,120に対して、Drupalは1,324で1%強と存在感が希薄である。数字のリンクをクリックすると、サイトのリストが出てくるが、パナソニックや政府系のサイトで高トラフィックサイトがいくつもある。こんなところが使っているのかと驚かされるが、本当はもっと利用組織が増えてもおかしくないと思っている。
引用した記事は、ポルトガルの人なので、翻訳への貢献ももとめているが、寄付も呼びかけている。FOSSも原価がかかっていないわけではなく、手が回らなくて消えていくモジュールもあり、維持するために誰かが費用を負担していることを忘れてはいけない。