タリンで帰国直前にCOVID-19に感染した

2023年12月5日、帰国便が翌日に出る日に検査を受けたら陽性だった。39度以上の熱が出たので、これはただごとではないと考え検査を受けることにしたのだ。検査料は49€、8,000円弱である。

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結果は冒頭画像のとおりで、Positiveだった。事前に保険会社に連絡してからの受診で驚きはなかったが、この後は大変だった。コワーキングスペースの撤収日だったので持ち込みのキーボードとマウスを回収し、コミュニティ・マネジャーにレンタルディスプレィの梱包と返却を依頼。医師の診察を依頼した。エストニアでは、検査は看護師がいればでき、診察は医師でなければできない。同じConfidoのブランドでも、検査担当看護師はConfidoの医師を推薦しない。こちらから、ここのConfidoでとお願いすると、予約を取ってくれた。もちろん、請求書はメールで届く。

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1万円弱。健康保険はないから、10割負担で1万円弱は安いと思う。最短で19時すぎということで、その間にコワーキングスペースに行き、ホテルに戻る。もちろん、延泊の手続きをしなければならない。航空券の手配もしなければならない。ホテルのサイトから空き情報を検索すると9日間は延泊できることがわかり即刻予約。フロントでCOVID-19理由の延泊と申し出ると全く動揺しない。航空会社はトルコ航空で安いチケットなので、予約変更ができないことがわかるが、航空会社としても感染者を乗せるわけにはいかないので何らかの対応をして貰えそうな感触はあった。先方一旦預かりで電話を切る。トルコ航空は日本の窓口に電話したので恐らく日本人ではないものの日本語で対応してもらったのはありがたかった。

最低限の手配を終えたら目覚ましをセットして横になった。夕方5時ころに起きると、また39度を超えていた。

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とは言え、解熱剤の処方、抗COVID-19薬の処方を受けるべく診断を受けにモールに向かった。

診断結果は、私はe-residentでeIDがあるので、それで私だけが解凍できる暗号化された形式(.cdoc)でメールで届く。自己隔離期間等がエストニア語で書かれていて、これを保険請求の書面として利用した。面白いと思ったのは、診療予約の段階で請求書が出て、その範囲であれば診断書作成があったのにも関わらず追加請求がなかったことだ。日本の制度との違いが印象に残る。

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結局、解熱剤は何を薬局で買えば良いかメモを書いてもらい、コロナ処方薬にはどう考えても対象にならないと通知されてクリニックを後にした。その頃は既に平熱になっていたのが救いだった。

自己隔離も順調に推移し、航空券の再手配も無事に進み、ちょっと部屋の引っ越しに手間取ったりはしたが、4日延長で無事に帰国することができた。無事に済めば、それは良い思い出となる。

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