顧問先の合宿で、湯田温泉を訪問した。会議設備の整った施設で2泊3日の合宿に参加して、大変充実した時間を過ごすことができた。
おまけに帰りの宇部便に乗る前に秋芳洞界隈をまわっていただいた。50年強前に光市の親戚を訪問した時につれていっていただいた憶えがあるが、ほとんど記憶に残っていない。しかし、行ってみたら、多少記憶が戻ってきた。
冒頭の写真は私の印象に残っていたイメージと合致するのだが、黄金柱は記憶とは違っていた。勘違いかもしれないが、当時はまだ濡れていた気がするのである。イメージと違っていたから写真を撮らなかったが、撮ってくればよかったと思った。
ひょっとすると上の画像がそうかも知れない。
大人になってみると、奇妙な鍾乳石より何気ない景色に惹かれるようになる。水流が激しくないところで同行者からきれいだと感想が出た場所は本当に美しいと思った。
最後に連れて行っていただいた別府弁天池は湧き水の池でとても美しかった。飲んだ水は本当に無味でインパクトは感じなかったが毎分11トンの湧き水のパワーは半端ない。機会があれば、家族と来たいと思った。日本ではそう思う場所は稀だ。
改めて合宿を振り返った時、ダイバーシティは絶対に無視できないと思った。性差や出身国などは目立つが、日本人であっても全く異なる経験を積んだ人は全く異なる発言をする。10人程度であっても、多様性の高い集団にはとんでもない可能性を感じるのである。もちろん、多国籍のツヨツヨのエンジニアの集団には間違いなく素晴らしい。しかし、そういう属性上の多様性だけがダイバーシティではないな、と感じられたのは大きな収穫だと思う。