フィンランドで撮られたかもめ食堂では、もたいまさこが森に行ってきますといってヌークシオ国立公園に行っていた。ヘルシンキからはかなり距離があり電車とバスを乗り継いで1時間以上かかる。美しい森で、何度でも行きたくなるようなすてきな場所だ。
今日、午後の散歩でRaku湖に行ってみた。中心地からバスで30分かからない停留所から歩く場所である。
本当は、Männiku hiidrahnに行ってみたいと思っていたのだが、いろいろ迷いながら、Raku湖にはたどり着いたのだが、道悪で諦めた。
あきらめて目的地とは逆方向、大通り方向に歩いていると、小さな2人の子供を連れた男性とすれ違って挨拶を受けた。なんでこんな所に東洋人がという感じで明るく英語で声がけされた。とりあえず、湖を見に来たと言ったら、この先には巨石があるよとご丁寧に教えてくれた。もちろん、当初のわたしの目的地だ。ああやっぱり行くべきところなのかと思いつつ、もう心は折れていたので、そのまますれ違って逆方向に進んだ。
とりあえずバス通りについたのだが、まだ足は残っているので、道路を通り越して奥の道に向かう。巨石とは言えないが、岩があった。
そのまま進むと、高級新興醸成地があり、さらに進むと完全に森だった。森林浴感抜群であった。
そのまま進むとウレミステ湖方向。飲料水源なので、近寄れない場所なのだが、なんとなく行けるところまで行ってみようと思って進んだ。冒頭の画像はその挑戦が報われそうに感じたウレミステ湖に注ぐ小川、かつては遊歩道がつながっていたのだろう。
その小川の道をウレミステ湖に向かって歩いているとやはり通行止めだった。
引き返すしかなかったが、素晴らしい森林浴体験であった。街から入口は30分弱だから、ヌークシオ国立公園よりは圧倒的に便利。もちろんヌークシオ国立公園のスケールはないが、私はとても気に入った。きっとまた来る。
徒歩、約20km。満足した。