IEEEからピンバッジが届いた

IEEEという学会の東京支部からピンバッジが届いた。IEEEはthe Institute of Electrical and Electronics Engineersの略称だと思っていたのだが、IEEEという名前自身が正式名らしい。

IEEE, pronounced "Eye-triple-E," stands for the Institute of Electrical and Electronics Engineers. The association is chartered under this name and it is the full legal name.

IEEEとの付き合いは25年になる。情報収集目的で30代に分科会に加入していたのだが、10年前に正会員になることにしたので今回のピンバッジにつながったようだ。ACMはもっとずっと長い。

今どき、ピンバッジは無いだろうと思うのだが、きっと好きな人はいるのだろう。

最近、よくアイデンティティについて考えている。加入期間はわかりやすい属性でピンバッジに限らず、それを満たしていることは自分を規定するアイデンティティの一つになる。一流企業の社員とか、上級職公務員とか、教師資格などもそれらの一つだろう。自制と努力のモチベーションにもなるので肯定的な効果はある。一方で、排他性や不要な序列を生む短所もある。

こんなものはいらない、その金があったら研究者の支援に使って欲しいと思いつつ、とりあえず引き出しにしまったのだから私も権威に弱いということだろう。

どうでも良いことなのだが、5年が青、10年が紫、20年が緑、25年が黃、30年が赤、40年が黒だと書いてあった。この序列は日本人の色感覚とはずれていると思う。黒はともかく、紫が下から2番目というのはなんだかなあと思う。