季節のご挨拶2023

良いお年をお迎えください。

昔はメリークリスマスとあけましておめでとうをあわせて書いていたが、ニューヨークの習慣に影響を受けただけではなく、ユダヤの方とも知り合いができたので、今は宗教色は抑えてカードを作る。しかし、正直に告白すればクリスマスはめでたい。ただ、それを好ましく思えない人もいるのは分かっているし、個人の誕生日同様、愛でたいのは個人的な気持ちだ。

今年は独立して10年の節目を迎えた。

エストニア滞在、赴任以外の海外連続滞在40日超えは最長記録となった。詐欺にもあったし、コロナにも2回感染した。テレワーク協会の研究会から離脱した。

今年の欧州滞在では、クロアチアで小学生の頃にはミサイルが飛んできていたと話してくださる方にもお会いできた。久しぶりにシカゴ、ニューヨークにも行ったし、タリンの空港で偶然声をかけていただいた方に谷中で再度お会いすることもできた。

久しぶりに監査役として組織に所属することにもなった。自分が積極的に働きかけたものではないところで話が動くことはしばしばある。産みの苦しみの途中にあるDrupalコミュニティ活動にも関わっているが、それも自分で取りに行ったものではない。結局は、自分がやれることをコツコツとやっていれば、見てくださる人はいるということなのだろう。感謝しなくてはならない。

いよいよ年金の掛け金を拠出することも終わりになろうとしているし、私は非雇用人生を終えて10年になるが、近しい人で区切りをつけることになる人もなった人も増えた。ようやく、第二の人生が動き始める時期になったのかも知れない。

砧教会問題はまだ解決していないものの、恐らくそう遠くない将来に出口を見られるだろう。

まだ、クリスマスも迎えていないのだが、なれかし鐘の音が響いてくるような気がしている。幻聴かも知れない。

今年もいろいろとうまく行かないことは多かった。でも、よく考えれば子供の頃からいつだってうまくいくことばかりではない。つい、良い思い出だけにすがりついてしまうが、現実は厳しい。それでも、生きて動いていれば道は開ける。上手に立ち回れる人に嫉妬しないとは言わないが、自分の過去を振り返る限り、ショートカットは得るものもあるが失うものもある。長い目で見れば、うさぎとかめの話はかなり現実に近いと思う。

年末に独白では申し訳ないと思うけれど、一年を振り返ってみました。

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