初代iPhone SEが、そろそろ寿命っぽい感じがしてきたので、同じく小型のiPhone 12 miniに買い換えることにし、あわせてモバイル環境を再編した。
今までの環境は、Huawei P20+docomo+IIJmio(docomo)、iPhone SE(Google FI)、Huaweiモバイルルーター(docomo)だった。しばらく前までは、DocomoのガラケーとY!mobileのandroidとiPhone SE(US T-mobile)とモバイルルーター(IIJmio/docomo)だった。キャリアが分散していたので、docomo網のトラブル時にも対応できて、ちょっと満足感があった。しかし、直前環境ではモバイルネットワークとしては、docomo網に依存しているのが気に入らない気分だった。
iPhone 12 miniは、eSIMとnanoSIMの主副2回線が使えるので、US Google FIと楽天モバイルを使うことにした。楽天には5Gに対する期待がある。同時に、Huawei P20がAU網に対応しているので、IIJmioのSIM一枚をAU網SIMに交換した。これは、随分前からできる安全策だったのだが、きっかけがなかったのでついついサボっていたものだ。
2月7日に予備調査を行って、2月8日にApple StoreでiPhoneを発注した。量販店で購入してもほとんどメリットがないことと、AppleCareよりモバイル保険の方が有利そうだと判断し、iPhone 12 mini 128Gを税込み87,780円で購入。翌日2月9日の午前中11時過ぎに配送された。爆速である。早速開封し、調べておいた移行手順でiPhone SEから移行したところ、12時には移行終了。Googleなど追加ログインが必須なものを設定し終わったのが13時頃。並行してモバイル保険の手続きを進めた。必要な個人情報にあわせて運転免許証の表裏とiPhone 12 miniの表裏のイメージをアップロードすれば申請はあっという間に完了。付保はまだだから、デバイスを慎重に扱うようにというメールによる注意も親切である。午後には、miniをさっそく持って出た。ネットワークはモバイルルーター経由のWIfiだが、応答速度はiPhone SEとは段違いで、一番驚いたのは位置情報の精度の高さだった。2月8日の20時前に楽天モバイルの申込みを完了。楽天モバイルの申請で失敗したのは、eSIMでの購入にできなかったことだ。理由は良くわからない。
iPhone発注に先立って、IIJmioの3枚のSIMの一枚をAU SIMに変更する手続きを2月5日に申請していた。iPhoneの買い替え検討を始めた時点でDocomoへの依存レベルを低下したいと考えていたからである。キャンペーン中で変更手数料はゼロ円だった。
IIJmioのSIMも楽天のSIMも2月10日の午前中に到着。どちらもさくっと設定完了。それぞれ開封時間を含めて30分以内だったと思う。1時過ぎにはその時点での設定は終了。朝から書籍執筆のタスク整理をしたり、コンサルティングスケジュールの調整をしたり、研究会の諸資料を整理したり、妻のWindows PCのアップグレードトラブルを解決しながらの作業だったので、実質的なワークロードは1時間を切っていたと思う。
モバイル保険の成立通知が来たのが2月10日17時半。楽天のeSIM切り替えが可能になってQRコードが届いたのが17:45。20時前には設定完了となった。思い立って行動に移せば、それほどワークロードは大きくなかったのである。準備はともかく、発注プロセス開始から完了までは約48時間であった。
画層はappleのサイトから引用させていただいたもの