2つ問題点を発見。
Google Adsenseのads.txtが読めない
一夜経過して、早速Google Adsenseのコンソールで警告されてしまった。
実際にads.txtをWebで表示させてみると、Forbiddenになっていて読めなくなっている。既存の環境と比較して違うのはapacheからnginxに変えたことだけど、まずは.htaccessを疑った。とは言え、まずは、「ads.txt forbiden」でググってみた。1件目は日本語の.htaccessに関する記事だったので、とりあえず目を通すのだがしっくりしない。もう一度一覧を見ると4件目に「How To Enable Google Adsense ads.txt file for Drupal on Nginx」という記事が出てきたのである。これはビンゴかも知れんという事で、中身を見ると
location = /ads.txt { allow all; log_not_found off; access_log off; }
を足せと書いてある。おおそうか、nginxに/ads.txtの任意のipアドレスからのアクセスを許可しなさいと命ずればよいということか、という事でこの修正を昨日追加した3つのvirtualホスト定義ファイルに対して実施。無事、読めるようになった。ads.txtはnginx(www-data)では修正できない状態であることを再確認して作業完了。「変更が反映されるまで数日かかる場合があります」とあるので、Googleが認識するまでには少し時間がかかるかも知れないが問題ないだろう。
取得したディスクのスナップショットが課金されてしまった
GCPのコンソールで課金内容をチェックすると、昨日の作業完了時に取得したディスクのスナップショット(さくらのクラウドだとアーカイブに相当するもの)を取得したのだが、0.05円と安価ではあるが、課金されてしまっていた。昨日の作業時に誤って、スナップショットをリージョン用ではなくUS全域で利用できるオプションで作ってしまっていた。これを上記のnginxの構成ファイル修正後のものをリージョン用で取り直し、US全域用のスナップショットを消去した。明朝確認すれば、大丈夫になっているはずだ。ちなみに、現在のスナップショットの大きさは1.38Gなので、5G枠にはまだ余裕があるはず。
蛇足になるが、自分の作ったスナップショットがあると、その段階から、勝手知ったる新たなGCEのインスタンスが立ち上げられるので便利だ。ただ、安易にたくさんのインスタンスを立ち上げてしまうと、セキュリティ対応がその数分必要になるし、定期的にプラットホームの更新を行うことは避けられない。Drupalのレベルでのポータビリティを丁寧に考えておくことが総作業時間の短縮に効果的だと思う。そういう意味では、ある程度の規模以上になればAcquia環境を使えれば総工数は削減できて結果的に安くつくだろう。一方で、エンジニア視点だと、ゼロから自力で頑張ってやることで得られる知識は欠落してしまう。(このブログレベルではとてもマニアックとは言えないが)ギリギリの安さを追求するのはマニアックだが意味がある。
コメント
Google Adsenseのads.txt問題解消
「変更が反映されるまで数日かかる場合があります」とあったが、18時過ぎに解消されていた。