アイデンティティ再考

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プライバシーとアイデンティティ - 崎村夏彦氏のデジタルアイデンティティと消費者保護プレゼンテーションから引用
アイデンティティは自分史でもある。デジタルアイデンティティはデータ化されたアイデンティティで扱える量が軽く100万倍とかになる。無戸籍が不利益をもたらしたように、デジタルアイデンティティをよく考えておかないと将来得られるべき権利が得られないリスクがある。

新生活82週目 - 「復活する」

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Easter, 1968 - by Marc Chagall
今日はイースター。教会では復活を祝うが、それは振り返って見るから祝う対象となる。その日その時には、イエスが処刑されたショックの中にあったわけで、埋葬された墓にはイエスの遺体が無かったことに驚き、わけがわからない状況にあったのだと思う。ただ、その時にはわからなくても、新たなスタートが切られていたということだ。長い時間を経ないとわからないことはある。私は難しい祝日だと思う。

「with コロナ」社会とどう付き合うか

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累積死亡者数
コロナとの戦いは終わっていない。忖度のない相手だが、感染能力には限界がある。人々の接触が十分少なければ、爆発的な感染は起こせない。暮らし方は変えないといけないが、きっと道は見つかる。過去を美化するよりは、事実に基づいて未来を探るほうが良いと思う。

DEI - Diversity, Equity, and Inclusion

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Equity・公正の説明に子供に高い踏み台を与え、女性に踏み台を与え、大きな男の人と同じ視点を与える絵が用いられている。何か、福利厚生的な施策のイメージがあるが、私には違和感がある。D&Iは競争力を高めるために必要だから進むのであって、倫理的に正しいから進むのだとは思っていない。もちろん、D&Iは人の進むべき道として好ましいと思っているが、正しいからそちらに向かうとは限らない。

drupal 10.0.x-devを読む - theme編

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CMSでWebサイトを立ち上げる本質はコンテンツ管理の構造的アプローチにあると確信しているが、ユーザーはどうしても見栄えに惹かれてしまう。姓名の並び順や住所の表記方法などは最たるもので、フォーマットの問題が強い拒絶感につながりやる気の喪失につながるケースは少なくない。そうなると、やはりどうやって最終的な見栄えにつながっているのかを理解しないわけにはいかず、拾い読みながらdrupal coreのコードを読むことにした。深みにはまりそうなのがちょっと怖い。
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心が閉じてしまった時、どうすれば再び事実に向き合えるようになれるのか

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西側の情報が常に正しいとはとても言えないが、ウクライナ戦争が、ロシアの侵略戦争であるのは事実だろう。しかし、ロシアには心の底からロシアは侵略戦争などしないと信じていて、事実を表明する人を排除してしまう事態が起きている。日本の戦時中の出来事をなぞっているようだ。まだそういうことが起きるということは、戦後の社会システム変革が失敗したということだ。

新生活81週目 - 「ピラトから尋問される〜イエスの死」

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This picture of the March 2006 total solar eclipse was taken by Zeinab Salarvand near Konya, Turkey. She agreed to release it through Wikimedia Commons, subject to GFDL and Creative Commons licenses.
今週は受難週。改めてイエスが磔にされた金曜日の出来事を聖書から学ぶ。時の権力はイエスの抹殺に成功したが、約2,000年を経てその記事を読むと既に手遅れでイエスの教えが民衆の心に根付いていたことが分かる。世界を敵と味方、外側と内側が違うものと説いても全てはつながっていて事実に蓋をし続けることはできない。

Ethereumのガス代に国家主権の崩壊を見る

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インターネットと衛星等の技術開発は戦争の形をも変えたが、暗号資産関連技術にもそれに匹敵する既存の枠組みを破壊するパワーがある。過去30年の変化を振り返って今後30年を見ると、今とはかなり異なった世界が見えてくるように思う。恐れて避けるよりは、覚悟を決めて取り組んだほうが良いと思う。既存秩序の維持より、多少の変化があっても、より一人ひとりの幸せが増大する方向に進むことを希望する。