Estonia

モールと商店街

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ヴィル門
日本で地方都市に行くと、商店街が小銀座のようでがっかりすることがほとんどだ。そうでなければ、店が消えてしまってよそ者は生きていけない寂れ具合だったりする。世界に目を向けても事態は変わらない。一昨年はベラルーシでも感じたし、タリンも初回訪問時とは大きく変わってちょっとつまらなくなった。でも、多分勝者総取りモデルは長くは続かない。回復可能な内に制度を変える必要があるだろう。

日本のコロナ対策は客観的に見て成功していると思うがリスクは小さくない

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WHO COVID-19 Explorer 210525
米CDCが「ワクチン接種を完全に終えていたとしても今の日本の状況では変異株に感染し感染を広げる恐れがあるから」という理由で日本への渡航自粛を求めるリリースを出した。日本は、感染者を増やさないという観点で明らかに優れた成果を残しているが、残リスクは極めて大きい。

IBAN discrimination

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Single_Euro_Payments_Area_logo
E-Residency joins campaign against IBAN discriminationという記事を読んでIBAN discriminationという言葉を初めて知った。IBANはISO標準の銀行口座コードで、日本にいると意識することは殆どない。金(カネ)は情報に過ぎない。デジタル化が進めば、情報の流動性は高まるのは必定。個人の視点から見ると選択は広いほうが良いし、権力の視点から見ると自由度が高まればグリップが効かなくなる。どこの国の口座を使うかで差別されてはいけないという時代が到来した。

電子署名は透明性を高める技術だから日本を含む多くの国で苦戦する

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エストニアの公的証明プラットホームのアプリのスクリーンキャプチャ
ハンコにさようならするにあたって、今の契約書をそのまま真似ようとするのは間違っている。日本の電子署名システムでは、印影を出してみたりして凝っているが、署名と本文を分離して考えれば、印影を真似る必要など全く無い。例えばe-Taxに取り組むと、かなり多くの機能は既存の紙の申告用紙をまねているからUXが貧弱。同じe-Taxでも個人の確定申告コーナーは背景にあるモデル(ルール)を満たすUXをユーザー視点で再整理しているから比較すれば格段に使いやすい。繰り返すが、ICT時代に既存のビジネス慣習をそのまま模倣しようとすると将来につけをつけ回すことになると思う。

TransferWiseとみずほビジネスデビットの組み合わせ

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TransferWiseの法人向けページの画像
海外送金の手数料はばかにならない。そういう意味でTransferWiseはかなり魅力的なFinTechだ。すでに実用しているが、マニュアル銀行振込だと面倒なので、手続きが減るデビットカードを取得してみて使おうとしたら、どうやら手数料的には不利らしいことが判明した。何が原因なのだろうかと想像を巡らせている。

デジタルアイデンティティ

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Decentralized-identifiers-dids-the-fundamental-building-block-of-selfsovereign-identity
アイデンティティは自分と社会との関わりで得られるものだと思う。デジタルの時代は、それを一定の条件下でYesかNoかを決めるルールを必要とする。しかし、現実は、確率的な事実に過ぎないと思う。物理的に会えなくなると、それを前提としない取引をやらないわけにはいかない。だから、今こそ、もう一度アイデンティティについて考えることに意味があると思う。