泳ぎ納め

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今日3.1km泳いで、本年実績は通算で194.4km、74回、2.6km強/回となった。健康が守られたことに感謝する。これだけ通えたのは、中抜き勤務を許容して日中に泳いで、晩や早朝に仕事をしたりしているためだ。健康が損なわれれば働く事は困難になる。自律的管理の難しさはあるが、可能な職務であれば、もう9時5時勤務の時代は終わりにして良いのではないかと思う。

会社の本店移転の準備

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会社の本店移転で、登記をしなければならなくなった。また、関連して、印鑑届、税務署、都税事務所、年金事務所(健康保険、年金)、従業員の住民税に関わる変更が必要になる。ちょっと調べるだけで電子申請システムがいかに使えないものかが良く分かった。

「街を間取りとして考える」あるいはABL(Activity Based Living)

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「街を間取りとして考える」は、自宅が閉じていない状況と言うことができる。モノから考えるのをやめると得られる自由を象徴する言葉だが、そのためにはインフラへの信頼が必要だ。Activity Based Livingが受け入れられるためには、まだ時間がかかるだろう。そのヒントは、e-residencyにあるかも知れない。
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ずっと気になっていた「王とサーカス」を読んだ

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米澤 穂信 の 王とサーカスは、2001年のネパール王族殺害事件に重ねて書かれたもので、その直後の殺人事件が書かれている。米澤氏らしい読ませる内容で楽しませてもらった。カトマンズの街の描写も素晴らしい。

エストニアのe-residencyプラットホームの底力の一端

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e-residentカード
先月、e-residentになった。e-residentになると、電子署名用のIDカードが受け取れ、DigiDoc4 clientが利用可能になる。e-residencyプラットホームとDigiDoc4 clientを使ってみると、ビジネスの場でパスワード付きzipで情報共有している世界の古臭さを痛感することになった。

テサロニキの坂道からの景色はちょっと尾道のようだった

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テサロニケの坂

今年は、Coworking Europe Conferenceに参加した機会にギリシャに立ち寄ることにした。新約聖書はなぜイエスが話したアラム語でなくギリシャ語で書かれることになったのかが気になったということもあるし、長い歴史のある地が深刻な経済危機に陥っていることは良く知られていて、今の欧州でそれがどういうことなのかを自分の目で見たかったという事もある。会議後翌週の予定の間の18年11月17日(土)から日月の3日間。初期のパウロの伝道旅行の対象地が現在のギリシャ北部であることから、まずテサロニキを訪問する事とした。初期の教会で現存しているものはない。

現在のテサロニキはギリシャ第二の都市である。都市圏で人口約100万人。世田谷区より一回り大きい程度である。市街地面積は世田谷区の約2倍。遺跡が点在し、港から割とすぐに坂になり、登っていくと城壁跡がある。登ったところから見ると、街が一望でき、もちろん日本の景色とは違うのだが、坂の街、尾道を想起させる美しさだった。

一方で、現実は厳しい。

エストニアのe-residentになった

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IDカードとアプリのセットアップを終えて、供給されたPCアプリで任意のファイルの電子署名、暗号化、タイムスタンプがつけられることを学んだ。
実際にアプリに触ってみて、これは大変なサービスだということに気がついた。
e-residentを含むエストニアの人は基本的に全員デジタルIDを持っていて、Personal Codeがある。そして、暗号化ソフトでは、送りたい相手のPersonal Codeを一つまたは複数指定することができるのである。

この方式で文書を送れば、他の誰も読むことができない。ということは、エストニア政府は、エストニアの人全員に対して極めてセキュアな情報通信インフラを提供しているということだ。しかもe-residentが含まれるので原理的には、世界中のほぼ全ての人に対して、そのインフラに参加する機会を提供しているということになる。

もう少し考えると、物理的なエストニア市民よりも、e-residentにとって大きな意味がある。e-residentにはパスポート情報が必要なので、母国のID認証に加えてエストニアでのチェックが入っているので身元の確実性が高い。日本ではエストニア大使館で指紋を登録している。