Web会議は、ホスト側が物理的な場所に集まってはいけない

hagi2020/05/08(金) - 21:36 に投稿

Web会議については青野社長の記事で書かれているのが分かりやすい。私の経験でも、オンラインでやるなら全員がオンラインの方が満足度が高い。最近気になっているのは、じゃあ同じ場所にいるのと何が違うのかという点だ。

「リアルの会議室で参加している人たちは、僕の様子がよく見え、僕の声もよく聞こえる」は概ねそうなのだけれど、会議室にいる他の参加者の微妙な反応も認識できるのも大きい。話している時に受けてる感、外してる感の伝わり方が圧倒的に違う(遅延もある)。だから、リアルに一緒にいる人のフィードバックの影響を強く受けてしまう。

Zoom飲み会やWeb会議で遅延は敵だ

hagi2020/05/07(木) - 11:01 に投稿

Webミーティングは対面の打ち合わせには遠く及ばないと感じている。まあ、見た目の話とかもあるのだろうが、会話がスムーズに進まないのには理由があるに違いないと思って考えてみた。恐らく最大の理由は遅延である。結論から言えば、もし良好な体験が得たければ、有線ヘッドセットあるいはFastStreamやaptX LL等の低遅延のものを利用し、ミーティングのオーディオには電話を使えというのが正解だろう。ZoomもGoogle Meetも会議の設定画面を見るとオーディオに電話を使うという選択肢がある。面倒だから、コンピュータオーディオを使うのが一般的だと思うが、カケホーダイが可能であれば、遅延の小さい電話を使うべきだ。

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一人ひとりがデジタル時代に存在するということ

hagi2020/04/23(木) - 09:57 に投稿

COVID-19の影響で、対面でのコミュニケーションはとてもコストの高いイベントと認識されるようになった。一定の時間を経て、ある程度元の社会に戻っていくだろうが、その過程で大量の倒産と失業者がでるのは避けられないだろう。大半は、再就職という選択肢を指向するだろうが、従来の通勤型の就労のかなりがリモート職に変わる。また、失業しなかった労働者の中にもリモート職に変わる人は多いだろう。恐らく、今後は全体の2割を軽く超えるのではないかと予想しているが、信頼に足る統計情報は見つけられていない。

対面のコストが高くなると、(企業の従業員としてではなく)個人としてデジタル・プレゼンスを持つのが得策になると思う。

良くも悪くも、このデジタル時代にGoogle、Apple、Microsoft、Amazon、Facebook、Twitterと縁を切るのは難しい。そして、どうしても一つ選ばなければならないとすれば、私はGoogleを選ぶ。そして、既存プレーヤーとのビジネスを無視できなければ、Microsoftも捨てがたい。他のプレーヤーも捨てがたいが、私がどうしても捨てられないと思うのは、その2社だ。ロートルだから時代遅れかも知れないが、私にとっての現実である。

5G、あるいはPrivate LTEは意外と一気にやってくるかも知れない

hagi2020/04/22(水) - 18:58 に投稿

COVID-19の影響でWeb会議が急速にかなり当たり前のものになった。ネットワークの遅延は気になり始めるとかなり不快だ。ちょっとやってみればすぐ分かるが、Web会議で合唱はできない。仮に指揮に合わせて一律の遅延で声を出したとしても、他の人の声は自分の声より少し遅れて聞こえてくる。特に耳が良い人でなくても遅延が気になって、とても良い気持ちにはなれない。

昔、学校で音響に関わっていた頃、屋外会場で遅延の大きいワイヤレスマイクを使うと、自分の声がかなり遅れて耳に届くので、喋りにくかったことを思い出す。また、耳が遠くなった人のためにBluetoothのワイヤレスヘッドホンで講演(説教)を届けようとしても遅延は気になるのである。本人はともかく、ヘッドホンと実際の音が両方聞こえる人は大きな違和感がある。

5Gになると遅延は現在のLTEと比べても4分の1になると言われており、上手く行けば、普通の人であれば一応合唱が可能なレベルになる可能性がある。

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テレワークとプロセスマネジメント、リスクマネジメント

hagi2020/04/17(金) - 13:44 に投稿

現在やっている仕事の一つにテレワークに関するコンサルティングがある。その実施にあたって最大の武器は、約30年間のITプロフェッショナルサービスの会社での経験だ。

ITプロフェッショナルサービスは、プロジェクト形式で業務を遂行する。最初にゴールを決めて、お客様と合意し、それを実現するために必要な作業や人、技術を特定して組み上げていく。チーム単位でサブゴールを決めて、誰か遅れてしまった人がいれば、誰かがカバーして何とか結果を出していくのが日常だった。プロセスマネジメントの巧拙が大きな意味を持つ。

もちろん、システム運用のような定常的な作業と突発的に発生するトラブル対応の組み合わせのようなケースもあるけれど、腕の良いマネージャーは、様々な問題発生を可能な範囲で想定して事前に対処方法を考えている。優秀なエンジニアがいれば、1人で10人分の成果を出せるケースはあるけれど、大局観をもって全体を見られる人がいるかいないかで問題発生時の対処は大きく変わる世界だった。プロセスマネジメントだけでなくリスクマネジメントの巧拙が大きな意味を持つ。

ポストCOVID-19を見据えた動きは始まっている

hagi2020/04/15(水) - 19:04 に投稿

CBREの
Crisis Management and Continuity Planning for COVID-19 in APAC
というWebinarを拝聴した。ビル管理を含む不動産業の香港拠点から見たCOVID-19に関する対処法(実績)で非常に興味深かった。様々な業務プロセスの定義(プロトコル≒手順)を丁寧に再定義して、従業員が迷わずにかつ比較的安全に業務に従事できるようにしていた。もちろん、テナントの安全にも貢献するような情報も準備している。カフェテリア等の共用部分の安全性を高める活動が行われているのが良く分かった。

特に印象に残ったのは以下の3点

1. 隔離スペース
オフィスビルを前提で見ていたりするので、空きスペースを緊急時の隔離スペースに設定しているケースがあるとのこと。確かに、万が一ビル内で具合が悪くなった人がいた場合の場所が準備されていれば望ましい。

2. 空調システム(HVAC)に特に注意していた

3. 個人防護具(PPE)への対応
手袋はともかく、ガウンやフェースシールド等は、従来は装着不要だった作業員が、安全に作業できるような手順をまとめていたのは、素晴らしいとおもった

「雇用を守る」を基本姿勢にする考え方は今の時代でも合理的だろうか

hagi2020/04/11(土) - 11:28 に投稿

最近はほとんど耳にすることはなくなったが、トリクルダウン理論という言葉があった。「大企業や富裕層の支援政策を行うことが経済活動を活性化させることになり、富が低所得層に向かって徐々に流れ落ち、国民全体の利益となる」とある。政治的に解釈すると、票を取りまとめて支援が得られる(あるいは政党に金をもたらす)少数の対象に集中的に国の金を投じて、下流に流せばみんながハッピーになるということになる。この考え方に立つと、対象となっている大企業や業界は、何とか立場を守ろうとして排他的になり、新しい構造が生まれることを全力で阻止することになる。自分の利権を守る範囲で新しいことに取り組む可能性は残るが、檻の中での挑戦になる。権力者にとっては、非常に具合の良い統治方策となり、そういう環境に適したプレーヤーは恩恵を得られる。

GCUCオンラインUnconferenceに参加して

hagi2020/04/10(金) - 11:22 に投稿

今年のGCUCは4月にシアトルで開催される予定だった。早々に延期になったが、恐らく再延期か中止になるだろう。昨日、4月9日(日本時間では10日超早朝)にZoomでのUnconferenceがあり、100名以上の参加者がいくつかの議題で討議した。各20名程度のブレークアウトセッションを行い、Unconferenceと言いながら、共通のお題を準備し、顔の売れているモデレータを立ててやったため、ストレスもなく問題なく良好な体験ができた。

一方、最近いくつかのZoom飲み会やZoomイベントに参加し、5、6名なら、半分以上が既知なら、モデレータがいなくても概ね雑談を楽しめることが分かった。また、物理的な飲食店とは異なり、閉店や時間制限がないので、切り上げ方が難しいことも分かっている。

Drupal Meetupなど、リアルなイベントでフォーマットが確立している場合は、終了時間も暗黙知化しているので、10人を超えても機能するだろう。

7割から8割削減を目指し、外出自粛しよう

hagi2020/04/08(水) - 09:58 に投稿

昨日2020年4月8日の緊急事態宣言に関わる記者会見で、安倍総理は冒頭発言で「7割」という言葉を4回使った。最後の一回は「出勤者の数を最低7割は減らす」要請だ。それ以降の内容は意見がわかれるが、8割目標の要請が行動変容を導くことができれば、素晴らしいと思う。

最初に聞いた時は、前置きがダラダラと長くて、既知のことしか言っていないし、後半はいつものやっているふり演説としか感じなかった。しかし、改めて読み直してみると、中心部の「5月6日までの1か月に限定して、7割から8割削減を目指し、外出自粛をお願いいたします」はクリアなメッセージで「出勤者の数を最低7割は減らす」と数値目標に踏み込んだのは今までとは違うものだと感じた。

そして、この目標を私達の目標として気持ちを同じにできたら良いと思った。

自助・共助・公助

hagi2020/04/06(月) - 13:02 に投稿

COVID-19は社会に激震をもたらしていて、今後恐らく社会の形を変えてしまうだろう。

私自身はリモートワーク専業なのだが、今週は、ほとんど仕事が入っていない。今後10%とか20%のオーダーで失業者が出てくるような時期を迎えるとしたらどうなってしまうのだろうかと恐ろしく思うが、バタバタと動いても事態は変わらない。こつこつと、商談を探しつつ、やれることをやるしかない。多分、今までとは違うタイプの商談(あるいは顧客)を探さないといけないだろうと思っている。とは言え、まず生き残ることを優先しようと思っている。