20年あるいは15年という時の長さ

hagi2018/07/16(月) - 09:00 に投稿

若い時の1歳差は大きいが、60歳も近付いてくると、年齢差10歳による意識ギャップより個人差の方が大きいように見える。しかし、その時々の体験は時代、世代に固有なものだ。個人の考えと、その時代に生きてきた体験に基づく感想の組み合わせが発言につながる。

昨日、教会の半期誕生祝の集会で1940年前後に生まれた複数の方の自分史に関わる話をうかがった。九州で育った方もあって、原爆で親せきが無くなった方もある。子どもの時の話になると戦争の匂いがするのである。その方々の時代的背景を考えてみた。

彼らは、小学生の時から、戦後の新しい時代を生きた今の日本の第一世代の方々である。

1949年がベビーブームの頂点だから、思春期に15歳くらい上の若夫婦の子育てを多く目にして育っただろう。1964年の東京オリンピックの時は24歳頃。1970年の万博が30歳頃。1991年のバブル崩壊の時が51歳頃。現在が78歳頃という世代。終戦が5歳頃なのである程度戦争の直接的な記憶もある。

Let's encryptのrenewが思いのほか難しい

hagi2018/07/09(月) - 16:39 に投稿

まだ、完全に解決できているか分からないが、どうもcertbotの挙動が良く分からない。

ここのところ3か月の電子署名の残期限が1か月を切るケースが発生しているが、更新したタイミングでなぜかapache2が落ちてしまう。certbot renewには -pre_hookとpost_hookがあり、standaloneで更新しようとするとpreでsystemctl stop apache2をかけてpostでstartをかける必要がある。

cronの設定でこれを書き込んであるのだが、letsencryptのログを見ると、apachectl startなどと違う記述が出てくる。いろいろ調べてみると、/etc/letsencrypt/renewalの下にドメイン名.confというファイルが生成されていて、その中に[renewalparams]という記述があり、そこに書かれているpre_hook、post_hook、authenticator、installerが用いられているようなのだ。

もう一点は、cronでは週に1度しか走るように設定しているのに毎日2回ずつ走っている。さらにcertbotのログの時間はJSTではなくUTCで吐かれているようで追いにくい。

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部署単位の記事発行ワークフローの実現可能性を検証した

hagi2018/06/19(火) - 14:13 に投稿

Drupal8のCore機能とGroupモジュールを利用して部署単位の記事発行ワークフローの実現可能性を検証した。

背景

コンテンツの執筆、編集・承認、発行を部署単位で行いたいというニーズはしばしばある。

部署単位のコンテンツ管理のためにはGroupモジュールがある。Groupモジュールはユーザーやコンテンツを取りまとめるためのContributionモジュールで、執筆時点での最新版は2018年2月5日のgroup 8.x-1.0-rc2である。最後にrc2とあるようにまだ安定版ではないが、既に多くの実運用サイトでも採用されている。現実世界では、例えば記事の執筆者は移動や退職でいなくなることは珍しくないから、執筆者は執筆者として管理するとしても、記事の管理は部署で責任を持つのが合理的な事はままある。本格的な記事運用を考えると組織をどうモデル化するかは極めて重要なテーマになる。逆から見れば、Groupモジュールの出来が対応可能なモデルの範囲を決めてしまうとも言える。当然難易度は高く2017年6月にrc1が出ているのに1年経過してもまだ正式版になっていない。アクセス権に関わるモジュールだけに検証も難しい。

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Schema.org Metatagモジュール周りを調べてみた

hagi2018/06/08(金) - 13:44 に投稿

Schema.orgにはOrganizationのスキームが定義されていて、metatagでそのページが組織に関して記述している事をGoogle等のクローラーに伝えることができる。さらに詳細なLocalBusinessを指定すると緯度経度の要素や休業日、開店時間、閉店時間などを渡すこともできる。レストランをGoogleで検索した時に開店中とか状況表示が出る場合は、Google様がそういったメタ情報を知っているから出ている。オーナーが検索結果の画面から、修正の提案をすれば、メタ情報が渡っていなくても知らせることができるが、クローリングエンジンはGoogleだけではないので、自分のページにmetatagを埋め込んでおけばより良い。

例えばコワーキングスペースの雄WeWorkのページを見ると、spanタグでschma.orgのLocalBusinessの要素である事を示して、諸属性を書き込んだページになっている。このデータのお陰かは分からないが、以下のようにサーチ結果が出る。

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過去を捨てて裸一貫でリスタートしようとしたら思いのほか壁が高かった

hagi2018/06/03(日) - 16:06 に投稿

今年2月から、思う所があって、過去人脈に頼らずにパートタイムの仕事を探し始めた。職安/ハローワークに通って、応募を繰り返したが、選択18件中決まったのは2件だ。しかもお祈りメールさえない無視が5件。現実の厳しさを思い知った。面接の感触がすごく良かったのにお祈りメールをもらったケースも2件。まあ、60歳前の人がパート職に応募して来るのは想定外だろうし、使いにくいと思うのは当然である。しかし、そういうマイナス要素があっても、誠実に接すれば道は必ず開けるだろうと信じていた。甘い予想はほぼ全てはずれた。

自分の外から見えるプロフィールと今のコミュニケーション力だけでは食うに足る仕事を3か月で得ることはできない事を思い知った。ショックだった。しかし多分、本当は最初から分かっていたのだ。自分の裸の力は容易に通用しない事を。

国立国会図書館法の前文には「真理がわれらを自由にするという確信」が書かれている

hagi2018/05/27(日) - 15:04 に投稿

国立国会図書館法の前文には、「国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立つて、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される。」と書かれている事を今日知った。以前、習ったことがあったかも知れないが、今日改めてその前文を読んで驚きを感じた。

また第4条には「館長は、職務の執行上過失がない限り在職する。館長は、政治活動を慎み、政治的理由により罷免されることはない。」とも書かれている。戦後1948年に制定されていて、今振り返って見直してみるとすごい法律ができたものだと思う。

トランプ氏が真実な報道に対してFake Newsと連呼し、山のような意図的に不実な記事が発信される時代となった。昔からプロパガンダもあれば詐欺の横行もあった。私は昔が良かったとは思わないが、あの悲惨な戦争の直後には、本当に真実を追求して日本の民主化と世界平和に寄与することを使命とする法律が作られたのだ。私は、真実が覆い隠されている状態の上に何かを積み上げていった先に平和な社会があるとは思えない。土台のしっかりしない建造物は美しく見えても脆い砂上の楼閣だと考えている。どんなに愚かしく見えても、一つ一つ丁寧に真実を積み重ねていくことによって初めて時間を乗り越えていくことが可能になると信じている。

キリスト教とソーシャルワーク

hagi2018/05/16(水) - 17:07 に投稿

砧教会祈祷会2018年5月16日奨励原稿

聖書:マルコによる福音書12章31節 第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。

ソーシャルワークの定義The International Association of Schools of Social Work (IASSW)から引用):ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと 解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である。社会正義、人権、集団的責任、 および多様性尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。ソーシャルワークの理論、 社会科学、人文学、および地域・民族固有の知を基盤として、ソーシャルワークは、生活 課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々やさまざまな構造に働きかける。

MediacurrentのDrupalのモジュール紹介

hagi2018/05/11(金) - 11:30 に投稿

DrupalCon 2018のフォローアップ記事で、Mediacurrentが30項目、38本のモジュールを紹介している。私が使っているものも知らなかったものも含まれていて興味深かったので触れてみた。なお、日本語の内容は訳ではないので、委細は原文にあたっていただきたい。

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テレワーク、リモートワーク、デジタルノマド

hagi2018/05/08(火) - 08:06 に投稿

米国の1 Million for Work Flexibilityという団体が、Remote Work or Telecommute: What’s the Differenceという記事を昨年7月に発表した。邦訳すれば、「リモートワークとテレワークはどう違うのか?」とするのが適当だろう。Telecommuteは在宅勤務と訳すのが一般的だが、コワーキングスペース等の台頭で、Work from homeを在宅勤務と訳し、Telecommuteをオフィスへの通勤距離以内での在宅勤務やコワーキングスペースの勤務とより緩い基準で考えるのが適当になってきたとしている。一方、リモートワークは、通勤圏外に住んで働く働き方と位置付けている。この記事には無いが、さらに一所に留まらずに移動しながら働く働き方をデジタルノマドと言えば良いのだろう。

米国の多様性と欧州の多様性、そして…

hagi2018/04/30(月) - 14:01 に投稿

GCUCのアンカンファレンスで多様性の議論があった。

アメリカには内なる多様性がある事に気がつかされた。アメリカは一つの国なのだが、移民の国だからすぐそばにいろいろな人が存在する。その結果、様々な法的な規制があって、基本的にはその人がどんな属性を持っているかで差別してはいけない仕組みがたくさんできている。

欧州の場合は、どちらかと言えば越境者に対する差別が問題となる。米国の場合はもはや戻る国が無い人が多いのに対して、どこか戻る国がある事が前提になっている感じがする。同時に欧州市民という制度があって域内の居住の自由、就労の自由が保証されている。LGBTの話では、オランダが進んでいるという印象があるが、ブランド化してEU域内から住みやすさを求めて移住してくる人を引き寄せている感じがする。