エストニアのe-residentになった

IDカードとアプリのセットアップを終えて、供給されたPCアプリで任意のファイルの電子署名、暗号化、タイムスタンプがつけられることを学んだ。
実際にアプリに触ってみて、これは大変なサービスだということに気がついた。
e-residentを含むエストニアの人は基本的に全員デジタルIDを持っていて、Personal Codeがある。そして、暗号化ソフトでは、送りたい相手のPersonal Codeを一つまたは複数指定することができるのである。

この方式で文書を送れば、他の誰も読むことができない。ということは、エストニア政府は、エストニアの人全員に対して極めてセキュアな情報通信インフラを提供しているということだ。しかもe-residentが含まれるので原理的には、世界中のほぼ全ての人に対して、そのインフラに参加する機会を提供しているということになる。

もう少し考えると、物理的なエストニア市民よりも、e-residentにとって大きな意味がある。e-residentにはパスポート情報が必要なので、母国のID認証に加えてエストニアでのチェックが入っているので身元の確実性が高い。日本ではエストニア大使館で指紋を登録している。

Co-Community

Co-Communityという単語から、複数のコミュニティが協調的に動いていく様を想像した。コミュニティは排他的にも、あるいは、多様性を許容するような形にも変容し得る。ICTとプロセス設計がその健全な成長に資することはできるだろう。GoalGorillaの挑戦に注目したい

このサイトをDrupal 8.6.2に上げるのに意外と手間取った

Drupal 8.5.6から8.6.2にリビジョンアップしたら、Google Adsenseが効かなくなり、タグが表示されなくなる障害が発生した。パッチを当て、ワークアラウンドのSQLを流し、手作業も30分程行って問題は解決できた。自分への備忘と、類似問題に直面した人の参考情報になればと思ってBlogを書いておく
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テレワーク、コワーキングそしてオープンイノベーション

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用宗という港町は東京の企業のテレワーク拠点として優れた属性を有している。その新しい動きに関わる事で、大企業もコワーキングを学びオープンイノベーションに資する人材を育成できるのではないかと感じた。

心地よい空間について考えさせられる

シェアカルチャーの本質は、「サービス側が提供しきらないことの面白さ」、「明確に役割が区切られない状況を楽しむこと」という主張を読んで考えた。何らかの助け合いが必要で、それが難しくない空間が、心地よい空間となるのではないかと思った。

OAZO丸善は繁盛しているように見えた

今日、WeWork丸の内で打ち合わせがあったので、OAZOの丸善に久しぶりに寄ってみた。

月曜日の昼食時間でオフィスワーカーと思われる人がたくさんいて繁盛しているように見えた。何より、ビジネス書も技術書も新刊がたくさん刊行されているように感じられたのに驚いた。近年、書籍は持ち歩きや処分に困るので、特別な理由がない限り電子書籍に頼っている。

気になって、丸善のページを当たって見たら、現在は丸善CHIホールディングスという会社で主な販売事業は丸善とジュンク堂だった。いつの間にか同じグループになっていた。決算発表資料を見ると、店舗・ネット販売事業セグメント売り上げは前年比99.1%、営業利益は売上750億に対して3億円の赤字となっている。図書館や大学等がターゲットの文教市場販売事業セグメントが売上600億、利益31億で、販売事業全体では1350億、27億の黒字となっている。決して楽勝な商売には見えない。

場所の記憶

建築物や景観など、その時間、その場所でなければ感じられないものは儚く美しく貴重なものなのだ。場所の記憶は人を惹きつける。場所に縛られないライフスタイルを模索する時には、場所の記憶に丁寧に向かい合わないといけないと感じるのである。

高架橋崩落事故からシステム更改と維持管理について考える

橋梁のような物理的なインフラとICTシステムというビジネスインフラには類似性も違いもある。ただ、耐用年数以内の更改と不断の維持管理が必要な点は共通している。更改のタイミングで「現行通り」が多くの場合で破壊的な選択である点も共通していると思う。
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Activity Based Workingはもう少し追い詰められるまで注目されない気がする

テレワークはやる気になれば、恐らく全労働の5割以上に適用できるだろう。そのキーワードとなると思われるのが、Activity Based Working(ABW)である。ただ、どうやらこのキーワードは、もう少し追い詰められるまで注目されない気がするが、私はABWに期待をおいている。