キリスト教

2023年秋ツアー総まとめ

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イスタンブールの観光バスからの景色
今年の秋ツアーは出張としては最長のもので、2023年10月29日発、12月11日着の44日間(海外42日=丸6週間)だった。予定通りだったこと、予定と異なること、いろいろあったが、忘れない内に記録しておく。

新生活169週目 - 「洗礼者ヨハネの証し」

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St John the Baptist, Crondall Street, Hoxton - Stained glass window
『主の道をまっすぐにせよ』と言う声を上げるのは洗礼者ヨハネの専権事項ではない。イエスの復活前後でよって立つ価値観は変わったが、人はその見える範囲でしか正義を語れない。今の時代に『主の道をまっすぐにせよ』が何を意味するかを今一度考えてみるのが良いのではないか。

新生活168週目 - 「洗礼者ヨハネ、教えを宣べる」

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Saint John the Baptist and the Pharisees (Saint Jean-Baptiste et les pharisiens) James Tissot
イエスが来た後でも、「道を真っ直ぐにせよ」というメッセージは消えない。洗礼は免罪を意味しない。信仰告白の事実を振り返って、ふさわしい実を結ぶような道を歩み続ける覚悟をした日に立ち戻って今日を生きるのが肝要である。

新生活167週目 - 「目を覚ましていなさい」

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ザグレブの聖マルコ教会
経済成長は飢える人を減らす。戦争を経て豊かになった人々もいる。その恩恵を受けている人は時に権力の暴走に口を閉ざすが、油断すると破綻して多くの不幸を招く。よくよく目を覚まして起きていることとその向こうにある未来を見ないわけにはいかない。

新生活164週目 - 『「十人のおとめ」のたとえ』

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Wise and Foolish Virgins of Matthew 25
教訓としてはわかりやすい箇所だと思うけれど、勝ち負けの視点で見てしまうと、この次には5人の中で戦いが始まってしまうに違いないと思うのである。私は目を覚ましていなさいという言葉は、相対的、比較優劣的なメッセージであってはいけないように感じている。福音書記者の理解が書かれているのだろう。