ライフスタイル

アメリカ大統領選挙で考える 2

画像
ベラルーシ2019年11月17日
三日前、アメリカ大統領選挙で考えるという記事で、「一度、敵と味方に分けて考えるようになってしまうと、問題を客観視できなくなる」と書いた。今日「多様性や反差別を呪文のように唱えながら、単一で全体主義的な社会を望み、違う考えの人を排斥する人達に思うこと。」というろくでなし子氏のブログを読んで改めて考えた。彼女は『彼らは一様に「差別は良くない、多様性が大事」と呪文のように唱えながら、違う意見であるトランプさんやトランプ支持者や、少しでもそう見える人を馬鹿にし、攻撃し、排斥しようとしている』と書いていて、私もその通りだと思った。選挙は終わったと考えるのは適切ではないだろう。

欧州のCOVID-19感染拡大で考える

画像
whoの比較グラフ201109
国別の集計で、アメリカは一日の陽性判明者では一番多いが、それはアメリカの人口が多いせいもある。人口あたりの陽性者数だと、WHOの集計グラフを見れば一目瞭然で、フランスはアメリカより3倍以上の密度があり、日本は比較してみるとほぼゼロだ。私が気になっているのは、イタリアを含めて欧州の少なくない国が一度は日本以上にうまく感染をコントロールできた実績があるのに再び感染拡大していることだ。なぜ、そんなことになってしまったのかを考える必要があると思っている。

アメリカ大統領選挙で考える

画像
Live-Election-Results-2020-Electoral-College-Map-The-New-York-Times
11月7日の日本時間で15時には、まだ結果は出ていないが、投票総数で見るとバイデン50.5%、トランプ47.7%である。私には、トランプは大うそつきで、とんでもない男に見えているが、米国民のほぼ半数の支持を得ているのは事実である。人によって見えている世界が違うことを現実として受け入れて今後のことを考えるしか無いのだろう。

バリカンのおかげで床屋に行っていない

最後に床屋に行ったのは、3月18日、家篭りの中Amazonで7月12日にパナソニック バリカン ヘアーカッターを買った。今日、妻に三度目のカットをお願いした。とてもさっぱりして快適だ。私が買った時より時価は約1,000円安くなっている。どういう理由で価格が変動するのかわからない。多分30回以上は使えるだろうから、1カット300円を切る計算になる。ふと、ニューヨークでは日本語でお願いできる散髪屋さんは1万円程度だったのを思い出した。

国籍を選ぶということ

画像
2009年12月の雪のグランドセントラル駅
『アメリカ人に帰化するという事と日本国籍を喪失すると言う事』という記事を読んで、日本の魅力って本当は何なのだろうと考えさせられた(この記事はFacebookで上げたものに手を加えたもの)。色々書いてはいるが、現時点での思いとしては、何とかトランプ/安倍時代の悪夢を過去のものにしたいという一点に尽きる。

マイナンバーと欧州のeIDでわかる政府の視点の違い

「エストニアでは、各省庁の職員も、国民の個人情報にアクセスする時にはデジタルIDを使う必要があり、すべてのログが残るため閲覧された国民側に開示されます」は、日本でも本来「アカウンタビリティの一丁目一番地だ」。しかし、日本では今のところその常識が通用しない。やさしくはないが、主権者はデジタル時代の最も重要な基盤となるeIDについて理解し、立法府に見直しを迫るべきだと強く思っている。今の法基盤の上にデジタル・ガバメントを構築しようとすれば破綻は必定だろう。eIDは行政の効率化のツールと位置づけるのではなく、憲法で国民の基本的人権の一つとして明記されるべきことだと思う。

KN95マスク

画像
KN95マスク 5層構造 ウイルス99,9%カット 高性能ウィルス対策マスク 男女兼用 不織布マスク飛沫防止 花粉カット 防塵抗菌 PM2.5対応 20枚入り レギュラーサイズ(MRMK03 丸紐)
渡航のことも意識して、フェースシールドとか、マスクとかを試している。このマスクは購入したのは2020年7月31日なのだが、昨日はじめて使ってみて、その快適さにちょっと驚いた。サージカルマスクと比較すると、鼻の前に空間があるので、鼻水がマスクにつきにくいのだ。快適につけっぱなしにしているのだが、マスクをつけ外ししながら歩いていた時の方がずっと注意していたので、何となく感染リスクは油断している時の方が高いのではないかと感じている。

体力、気力、知力

子供の時に学んだ言葉で、順番が大事だと教わった。実際、体力あるいは健康が損なわれれば、気力も、知力も機能しなくなるのは現実だ。今、多くの人がコロナ禍で健康(体力)への驚異を感じて、追い詰められているように見えるが、その原因は、因果応報信仰と正義があるという思い込みにあるのではないかと考えている。

そのエリアでワーケーションが成立する規模を考える

画像
2017年11月14日のCoffice
昨今、いくつもの地方自治体がワーケーションに取り組んでいる。この記事を執筆している段階では、wikipediaでは英語のworkationの項目がないので、世界で通用する言葉ではないと考えて良い。ただ、アメリカにworkationing.comというWebサイトがある。日本語のワーケーションとは違う定義があり、私はそちらの定義の方に共感を覚える。恐らく地域としてWorkationが成立するには平均1,000人の来訪者が必要で、その中から10人程度の移住者が生まれるだろうと思う。 先のことは分からないが、私は、デジタル化とともにユビキタスライフスタイル時代は必ず到来すると考えている。

COVID-19第三波? 油断は禁物

画像
whoの比較グラフ201014
ヨーロッパは第二波が深刻、WHOのデータを読む限り、アメリカでは第三波がきている。この山が第二波を越えるのかどうかは分からない。科学力なら今でもアメリカは最高レベルだから、科学力だけでは感染を抑えられないことが実証されたとも言える。アメリカ大統領選挙の行方から目を離すことはできないが、もっと大きな構造変化が起きつつあり、それに対する拒否反応が現在の不安定さを招いていると私は考えている。時計の針を戻すような考え方ではなく、このパラダイムシフトに前向きに取り組む人が半数を超える日が早く来て欲しいと願っている。